BIG WELL

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地震などの大規模災害時の水源確保にアジア水源㈱のBIG WELL

ライフラインの要、水道の復旧までの不安を解消!

普段、何気なく蛇口をひねれば出てくる水が、1か月以上も使えなくなったら──。
また、地震などによる水道管の損傷で火災消火活動に欠かせない水が使えない事態に陥ったら消火不能で延焼拡大!?
過去に起こった災害時の問題点で一番重要なことはやはり何といっても水です。

国や地方自治体は災害に備え、飲料水をある程度の数を備蓄したり、防火水槽を整備し火災に備えているが、ひとたび大災害が起こり水道管が寸断されると防火水槽の容量には限りがあり消火活動に影響を及ぼすことが予想されます。

大規模地震が起こった場合、水道ラインの復旧までには1カ月以上かかるといわれていますが、被害の状況によってはそれ以上かかることもあると考えられます。

近年発生した、阪神・淡路大震災では地震発生時に消火用水源が不足し延焼被害が拡大したいいます。(水道管の復旧が完全に終わったのは、震災から3か月後でした)

地震による災害時の被害を最小限にするために自給式大規模防火水槽を!

災害対策のご提案

アジア水源㈱では大規模災害時に大変有効な自給式防火水槽(BIG WELL)の公園などに設置する災害対策を提案しています。
この防火水槽の特徴は、補給の為の水道管を必要としないことにあります。通常の防火水槽は、水道管から貯水槽へ水を補給し蓄えています。また、雨水などを溜める仕組みの物もありますが、どちらも容量には限度があり、長時間の消火活動や生活用水の確保には不十分です。水道管が地震などで損傷している場合、補給もできず使い切ったら終わりです。

弊社のBIG WELLの原理は、昔から街中にあった手堀の井戸と同じです。つるべなど桶で水を汲み出して生活用水として使われてきた井戸と同じで、桶で何杯汲んでも井戸の水位は変化せず長期に渡り使用できました。

しかし、この様な小さな井戸から消火用水を汲み上げたとすると、ものの数時間で消火に必要な水量の確保ができなくなる恐れがあります。それは、地層から地下水を取り出す能力が極端に乏しいからです。

弊社のBIG WELLは汲んでも汲んでも水源が枯渇しない、地層から効率よく大量に取水できる仕組みを持ったすぐれた井戸の形をした水槽です。
この防火水槽の補給源は地下水層であるので、浅層地下水のある場所に設置することにより、大規模災害時の消火活動用水源に、またライフラインが復旧までの生活用水などに利用できます。

深井戸などでは少量の生活用水ならまかなえますが、大量に水を必要とする消火水には役不足です。
停電の場合、揚水ポンプが使用出来なくなるので汲み上げる事も不可能になってしまいます。その点、BIG WELLでは浅層地下水を利用するので地表から水面まで5~15m程であり、井戸径も2m~4mあるので消防ポンプ車が消火作業用ホースを挿入している横でもバケツなどによる取水も可能であり、小型エンジンポンプなどでの取水も可能です。

実績(北海道登別市消防本部)

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現在、数基のBIG WELLが北海道登別市消防本部に採用され、災害用防火水槽としての運用されています。

施工事例はこちら

 設置場所は公園や学校の校庭の地下にあり、地上にはマンホールが1ヶ所あるだけです。

配管工事を必要としないため、建設は短い工期で可能で、また、手押しポンプなどを設置し常時使用可能な水場などにすることも可能です。公園などの水遊び場などへの送水源にもお勧めです。

広域避難場所などに指定されている各公園や学校にBIG WELLを配備することにより、災害時の水の問題は解消できます。

現在では、自衛隊などの給水車などで飲料水が運ばれますが、すべての地域に派遣されるまでには時間もかかり、道路が寸断されてしまった場合、給水車自体が到達できない事態も想定されます。

その点、BIG WELLなら大規模な地震発生時などでも即、活用できます。
水槽本体は耐震設計になっており、使用不可能になることはまずあり得ません。既存の深井戸などは地震による地層のズレなどで使用不可能になったという事例もありますので、BIG WELLはもっとも災害に適していると確信しています。